脳梗塞の後遺症に対するリハビリ方法について
脳梗塞になった後、麻痺が残ってしまうと生活がしづらくなってしまいます。
日常生活が少しでも楽に送れるように、リハビリに取り組みましょう。
今回は、脳梗塞になった後の後遺症に対するのリハビリの方法についてご紹介します。
▼リハビリ
脳梗塞になった場合のリハビリは3つの期間に分けられています。
■急性期
脳梗塞は、発症してから48時間以内にリハビリを始めることが推奨されています。
リハビリを始めるのが遅くなればなるほど、筋肉や関節が動きづらくなってしまうからです。
寝たきりにならないように、早期に実施します。
しかし、急性期は容態が変化しやすいため、患者様の様子を見ながらリハビリをする必要があります。
主にベッド上で行うリハビリです。関節を動かしたり、寝返りなどを行います。
立ち上がれる場合は無理のない範囲で、ベッドの周辺でリハビリを行う場合もあります。
■回復期
病状や血圧が落ち着いてきたころが回復期です。
日常生活をスムーズに送れるようにするリハビリを中心に行います。
・座る
・立ち上がる
・装置を使った歩行訓練
・ストレッチ
・車いすに座る
・食事のとき、かんだり飲み込んだりする練習
・セルフケア(歯磨きや排せつなどの日常生活を自分の力で行うこと)
など
■生活期・維持期
生活期・維持期は、自宅で行います。
できるだけ外出をして散歩をするなど、意識して体を動かすことが大切です。
また、つまずいてケガなどをしないように、生活環境を整えましょう。
▼まとめ
脳梗塞になった後のリハビリは、急性期・回復期・生活期に分けて考えられています。
少しでも身体機能が回復するように、1人ひとりの状態に合わせたリハビリをすることが大切です。
「訪問マッサージ さくら治療院」では、外出が困難な方にも訪問してリハビリを行っております。
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