脊柱管狭窄症の治療方法やリハビリ方法について
脊柱管狭窄症は、どのような治療方法で完治を目指すのでしょうか。
また、症状を改善するためのリハビリ方法についても気になりますよね。
今回は、脊柱管狭窄症の治療方法やリハビリ方法について解説いたします。
▼脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症とは、黄色靭帯が厚くなったり骨そのものが変形することで、脊柱管が狭くなってしまう病気のこと。
脊柱管が狭くなることで脊髄が圧迫され、腰痛や脚のしびれなどを引き起こします。
■保存療法(治療方法)
脊柱管狭窄症の保存療法には、以下のようなものがあります。
・神経ブロック療法…神経や神経付近に局所麻酔薬を注射する
・薬物療法…痛みをやわらげるための鎮痛薬や血行を促進する薬を服用する
・装具療法…腰や足の動きをサポートするためのコルセットなどを装着する
また、神経症状の悪化により歩行が困難な状態であれば、手術によって完治を目指すことになるでしょう。
手術後は、リハビリで腰や足の筋肉の回復を目指します。
■リハビリ方法
脊柱管狭窄症のリハビリでは、運動療法や物理療法を行います。
・運動療法…ストレッチや筋力強化など
・物理療法…温熱や電気、牽引など
手術後の方はもちろん、保存療法で改善を目指す方も、症状に合わせてリハビリを取り入れると良いでしょう。
▼まとめ
脊柱管狭窄症とは、椎骨が連なってできた神経の通り道である「脊柱管」が狭くなってしまう病気のこと。
主な保存療法には、神経ブロック療法・薬物療法・装具療法などがあり、重度の場合は手術によって完治を目指します。
また、保存療法を続けている方や手術後のケアとしては、リハビリが有効です。
症状に合わせて運動療法や物理療法といったリハビリを取り入れていきましょう。
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