拘縮の原因について
何かしらの原因により、関節が動かしにくくなることがあります。
体が固まってしまうと、日常生活に支障が出るため、注意が必要ですね。
今回は、拘縮の原因についてご説明させていただきます。
▼何が拘縮を引き起こすのか
■筋力の低下
筋肉の衰えや長期間に渡る関節の固定などにより、体が動かしにくくなる場合があります。
寝たきりの場合、全身の拘縮が起きている可能性が高いです。
■脳卒中などにより引き起こされる麻痺
脳卒中などによる神経系の病気によって体が麻痺するケースが存在します。
麻痺の程度によっては、拘縮が起き、一部の動作に介助が必要になりますね。
■関節の損傷
骨折や脱臼などが原因で関節の損傷・炎症が引き起こされます。
結果、関節が動かしにくくなり、拘縮が進んでしまいます。
■痛み
長時間に渡り、痛みが続いてしまうと、体を動かす機会が減ってしまいますね。
拘縮を起こさないためにも、痛みを和らげることも大切ですよ。
■皮膚の短縮
火傷や外傷などにより、皮膚に瘢痕ができます。
瘢痕が原因で皮膚が短縮し、関節が動かしにくくなります。
■浮腫
体がむくんでしまうと、柔軟性が無くなってしまいますね。
浮腫をそのままにした結果、関節の拘縮が起き、さまざまな動作が行いにくくなってしまうんですよ。
▼まとめ
拘縮の主な原因は、以下の通りです。
・筋力の低下
・脳卒中などにより引き起こされる麻痺
・関節の損傷
・痛み
・皮膚の短縮
・浮腫
リハビリを通し、拘縮の予防と進行を防ぐことが重要になってきます。
「さくら治療院」では、体に関するさまざまな悩みに寄り添ったケアを行っています。
日常生活をもう少し楽に送りたいと感じている方は、当院まで一度ご相談ください。