ケガや病気で体を動かすことが減った際に「完治後に体が動きづらくなった」という経験をしたことはありませんか。
実はケガや病気などで体を動かすことが減少し、動かしにくくなる状態のことを拘縮と言います。
今回は、拘縮の原因とマッサージの効果について解説しますね。
▼拘縮の詳細とマッサージ効果
■拘縮の原因
拘縮とは体を動かす機会と可動域の減少によって、関節の動きが制限された状態のことを言います。
動かさなくなった関節付近の皮膚や筋肉にコラーゲン繊維が溜まり硬くなるため、制限される状態となってしまうのです。
病気やケガなどで体を動かすことが難しくなり動かす機会が減少すると、拘縮が進行していきます。
もし拘縮が進行してしまったら、関節の動きは制限されたままになってしまうのでしょうか。
結論から言えば、マッサージによって少しずつ症状の改善が期待できます。
■マッサージの効果
拘縮は関節を動かせない状態が長期化することによって、周辺組織が変形してしまって起こるものです。
そのため緊張状態にある関節をマッサージをすることで、関節の可動域を増大させることができます。
痛みには個人差がありますが、可動域が広がることによって痛みは和らいでいきますよ。
さらにマッサージでリラクゼーションを促すことで、血行の促進なども期待できます。
▼まとめ
拘縮はケガや病気などで体を動かす機会と可動域が減少することで、関節の動きが制限される症状です。
動かす機会が減少するほど拘縮は進行してしまうので、マッサージをすることで関節の可動域増大が期待できます。
また可動域を増大させることに加え、血行促進につながりますよ。
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