全身を流れるリンパ液の流れが悪くなると、人体にさまざまな悪影響が生じます。
今回は、リンパ液の流れが悪い時の対処法について解説します。
▼リンパ液の流れが悪い時の対処法
体に侵入した細菌や蓄積した老廃物を体外に排出するのが、リンパ液の役割です。
リンパ液は、運動不足やストレスによって流れが悪くなり流れが滞ると、
むくみや冷え性といった体の不調につながります。
また、免疫力の低下によって風邪をひきやすくなるなどの悪影響も。
流れが悪いと感じた時に試したい効果的な対処法を見ていきましょう。
■歩く
歩行によって全身の血流が活発になり、それにともなってリンパ液の流れが改善します。
デスクワークの場合、歩く機会が少ない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、1時間に1回立ち上がって室内を少しでも歩くことでリンパ液の流れを改善することが期待できます。
■足を上げる
横になる際に、足を心臓より高い場所に上げることがリンパ液の流れを良くする方法です。
重力の力で、下半身に滞留しているリンパ液を上半身に流す効果が期待できます。
■マッサージ
リンパマッサージを行うことで、リンパ液の流れを活性化できます。
手技によってリンパが流れる部分を刺激していくリンパマッサージなら、運動だけでは改善しないリンパ液の滞りをスムーズにすることが可能です。
▼まとめ
リンパ液の流れが悪い時の対処法を解説しました。
歩く・足を上げる・マッサージという対処法があります。
当院では、障害や麻痺によって運動が満足にできない方に向けてリンパマッサージを行っています。
むくみなどでお困りの方は、ぜひご相談ください。